今日はあいにくの雨模様☔
小雨になったので市立博物館へおでかけしてきました。
今日は何度もいったことのあるお友達とはじめて行くお友達がいました。
館内に入ると来たことあるお友達が「こっちに〇〇があるよ?」と案内してくれていました。
猿人の進化の過程が並んでいて
「ぼくはこの辺かな?」
「え~、〇〇くんもこっちだよ~」と背くらべ
モニターや昔の住居を見てお勉強
地形の模型をみて「私のうちはどこかなー?」と探したりしているところ
奥の展示室にいってみようとすると、なにやら忙しく作業をしている部屋があり、なんだろうと覗いていると
「どうぞー!」と言っていただけて、勇気をだして「何をしているところですか?」とお友達がきくことができました
天災で被災した地域の歴史的文化財をボランティアで修復している作業場でした。
巻物や地図など沢山みせていただきましたがどれも泥だらけ💦
霧吹きで水をかけてブラシや箸できれいに伸ばしたり、ピンセットですごく小さなゴミを取り除いたり
とても細かい作業を大勢の大人がやっていました。
被災地からはカビないように新聞紙にくるんでからジップロックにいれて冷凍庫毎運ばれてくるみたいです。
太陽で自然解凍してひとつひとつばらして何日も乾かしてから分類してようやく作業にとりかかれるようです。
長野市の赤沼地域は雨で川が増水してしまい、沢山の資料館などが被災したそうです。
一般のおうちにあった歴史的な資料もすべてをこちらで修復されてるそうで、毎週末に集まり今年で3年目とのことでした。
冷凍庫に沢山の本がはいっていたことや新聞紙が防腐剤のかわりとなることにとてもびっくりしていたお友達でした。
作業している方のお話では「数年が経過し、元通りになりつつある被災地ですがこのようなところではまだまだ過去のこととして
とは思えない出来事」とのことでした。
今日は貴重なお話もきけて大変勉強になった日でした。